親和クリニック 総院長
音田 正光
大学を卒業後、一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事。その後、植毛手術を開始。
最初の5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は約1,000例を超え、その後はFUE手術を行う。FUE手術の症例数は約2,000例にものぼる。
平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆。この分野における先駆的報告と評価される。
当院にはAGA治療で効果を実感できず来院される方も少なくありません。そこでよくいらっしゃる患者さまの傾向からよくある後悔10選をまとめました。AGA治療を始めようかお悩みの方、AGA治療の効果に疑問をお持ちの方は、ぜひ参考になさってください。
AGA治療でよくある後悔10選
AGA治療でよくある後悔の1つ目は、AGA治療が継続できなかったことです。
AGA治療には即効性がありません。最低でも半年から1年以上の継続的な治療が必要です。はじめからそのつもりで治療を開始していれば良いのですが、1ヶ月目くらいで効果を感じられずに治療に挫折してしまう方も多いです。
AGA治療は体内のホルモンバランスを整え、乱れた髪の成長サイクルが一旦リセットします。そして、3~4ヶ月程度の休止期を経てから新しい毛が成長していきます。そのため、AGA治療してから1ヶ月や2カ月で目立った効果が出るということはありません。
また、AGA治療薬を使う場合、毎日欠かさず薬を飲んだり塗ったりする必要があります。薬を処方してもらうためには定期的な通院も必要です。毎日の手間暇や定期的な通院が億劫になってしまい、治療が継続できないケースも多いです。
治療が継続できなければ、AGA治療薬の効果は発揮できません。再びAGAが進行することになり、薄毛が目立つようになって後悔してしまうことに。
長期継続的な治療が必要なAGA治療は、途中で挫折して後悔する人も多いです。長期継続的な治療が難しいと感じる方は、1回の治療で完了できる自毛植毛を検討してみると良いでしょう。
AGA治療でよくある後悔の2つ目は、費用がかかり続けることを理解していなかったことです。
AGA治療薬にはAGAを完治させる効果はありません。あくまでもAGAの進行を抑えつつ、発毛を促す効果にとどまります。そのため、薄毛が気にならなくなる年齢や気持ちになるまで、AGA治療は続くことになります。
仮に30代前半からAGA治療を開始し、60代前半でAGA治療を終わらせたとしたら、治療期間はおよそ30年です。月1万円の治療費でも、トータルすれば360万円にもなります。
AGA治療薬による治療:月1万円×12ヶ月×30年=360万円
AGA治療薬は1回あたりの費用は比較的安いですが、それがずっと続くことを計算に入れておきましょう。一方、自毛植毛は1回の治療費は高額ですが、1回の治療で完了できるためトータルコストでは安くなる場合もあります。
自毛植毛による治療:500株=71.5万円~
AGA治療でよくある後悔の3つ目は、自分に治療法があっていなかったことです。
治療法が自分にあっていないと、治療の効果を発揮できません。治療の効果を発揮できなければ、AGA治療で後悔することとなります。
例えば、毎日コツコツと努力を積み重ねることが得意な方は、AGA治療薬による薄毛対策に向いています。5年でも10年でも継続できる覚悟があれば、AGA治療薬によって薄毛の進行を抑え続けることができるからです。
しかし、毎日の手間暇が面倒に感じる方もいらっしゃいます。同じことを何度もくり返すことにストレスを感じる方もいらっしゃいます。何事にも向き不向きがあるように、AGA治療薬による対策にも向き不向きがあります。
毎日コツコツと同じことを繰り返すのが苦手な方は、1回の治療で完了できる自毛植毛を選択すると良いかもしれません。
AGA治療でよくある後悔の4つ目は、ネット通販や個人輸入で治療薬を使ったことです。
AGA治療薬は、ネット通販や個人輸入で入手することもできます。費用が安く済むため、個人で入手した方が魅力的に感じるかもしれません。
しかし、AGA治療薬をネット通販や個人輸入で入手して使うことはおすすめできません。なぜなら、副作用が起きたり偽造品であったりするリスクがあるからです。
効果のない治療薬にお金を投じることは避けたいですよね。また、薄毛を治したいがために体調を悪くしては元も子もありません。万が一、重篤な副作用が起きてしまったら後悔では済まなくなります。
AGA治療薬は薄毛治療の専門医の処方のもと、正しく服用することで効果を発揮します。AGA治療薬を個人で入手して使うことは絶対におやめください。
AGA治療でよくある後悔の5つ目は、医師の処方に従わなかったことです。
AGA治療薬は、医師の処方のもと正しく服用することで効果を発揮します。例えば、朝晩に1錠の服用という処方であれば、その通りに続ける必要があります。内服薬は肝臓から血液にのって身体に運ばれます。血中に薬の有効成分を一定量キープすることで、薬の効果を徐々に発揮することができます。
しかし、薬を飲み忘れてしまったり、飲む量を加減してしまったりすると治療薬の効果を発揮しきれません。お金と手間暇をかけたのにもかかわらず、AGAの治療効果が十分に発揮できなければ後悔してしまうことになるでしょう。
AGA治療薬は医師の処方に従って正しく使用していきましょう。なお、薬物による長期継続的な治療が難しいと感じる方は、自毛植毛を検討してみると良いでしょう。
AGA治療でよくある後悔の6つ目は、クリニック選びに失敗したことです。
AGA治療ではクリニック選びが重要となります。治療を受けるクリニックが自分にあっていないと、効果的な治療ができなかったり、途中で治療に挫折したりするからです。
本格的な治療に入る前に、クリニックの雰囲気や治療内容、担当医やスタッフとの相性などを確認しておくと良いでしょう。また、ターミナル駅から近いなどの立地条件も重要です。
AGA治療ができるクリニックの多くは、無料相談を実施しています。無料相談でクリニックが自分にあっているか確認するようにしましょう。
親和クリニックでは、新宿・銀座・名古屋・大阪・福岡の5院で無料相談を実施しています。無料相談も完全予約制・完全個室となっておりますので、プライバシーの心配をせず安心してご利用いただけます。どの院も駅チカなので、仕事帰りやおでかけのついでにお気軽にお立ち寄りください。
AGA治療でよくある後悔の7つ目は、初期脱毛が怖くなったことです。
初期脱毛とは、AGA治療で毛髪のライフサイクルが一旦リセットされた時に脱毛が起きる現象です。AGA治療を開始したばかりで抜け毛が増えるため、焦って怖くなってしまうかもしれません。
しかし、初期脱毛は一時的なものなので心配はありません。初期脱毛が起きても後悔する必要もありません。AGA治療には初期脱毛がつきものだという心構えでいると良いでしょう。
初期脱毛でどうしても不安な場合は、まずは主治医に相談するようにしましょう。
AGA治療でよくある後悔の8つ目は、副作用のリスクを知らなかったことです。
AGA治療薬には、稀に副作用が起きる場合があります。
内服薬の副作用としては、
外用薬の副作用としては、
いずれも重篤な副作用が起きる可能性は低いですが、万が一に備え、AGA治療薬は医師の処方のもと正しく使用することが大切です。
なお、薬による副作用が心配な方は、副作用のリスクが少ない自毛植毛を検討すると良いでしょう。
AGA治療でよくある後悔の9つ目は、AGAではなかったことです。
そもそもAGAでなければ、AGA治療をする必要はありません。AGA以外に抜け毛が増える原因としては、
などが考えられます。
中でも円形脱毛症は、精神疾患を合併している可能性もあるので特に注意が必要です。自分でAGAだと思いこまずに、クリニックで正しい診断を受けるようにしましょう。
AGA治療でよくある後悔10選の最後は、治療薬での薄毛改善が手遅れだったことです。
AGA治療薬は、AGAの進行を抑え、発毛を促すことができます。一方、薄毛が進行し毛根が死滅した部分には効果がありません。つまり、AGAは治療が遅れると手遅れになってしまうのです。
AGA治療で薄毛を改善したいとお考えの方は、できるだけ早く治療を開始されることをおすすめします。治療の開始が早ければ、それだけ効果を発揮しやすくなり、治療に必要なお金や時間も節約できます。
なお、薄毛が進行している場合でも、諦める必要はありません。自毛植毛なら、毛根が死滅した部分でも髪を生やすことができるからです。ただし、自毛植毛も早期の治療開始が効果的。移植する範囲が狭い方が、自毛植毛の費用を節約できるからです。
自毛植毛を検討される場合も、できるだけ早めに治療を始めましょう。
AGA治療で後悔したくないという人に、大切な注意点5つをまとめました。
それぞれを解説します。
AGA治療で後悔しないための注意点1つ目は、AGA診断を早めに受けておくことです。
AGAだった場合は、市販の育毛剤や頭皮マッサージでは改善する見込みはありません。無駄な努力にお金と時間を注ぎ込まないように、まずはAGA診断を早めに受けておきましょう。
AGAは若い人には関係のない脱毛症と思われがちです。しかし、実際には20代で約10%、30代で約20%の確率で発症するといわれています。
まだ若いからと考えて治療が遅れると、AGAがどんどん進行してしまいます。そのため、AGAかどうかの診断だけでも早めに受けておくことが大切です。
AGA治療で後悔しないための注意点2つ目は、AGA治療には即効性がないことです。
現在のところ、即効性のあるAGA治療は存在しません。少なくとも半年~1年以上の期間を経て、治療の効果が現れます。
AGA治療に即効性を求めてしまうと
といった逆効果が考えられます。
髪の成長はゆるやかです。髪が急に何センチも伸びることがないように、髪が急に生えてくることもありません。AGA治療には即効性がないことを知り、焦らずにじっくりとAGA治療に取り組むようにしていきましょう。
AGA治療で後悔しないための注意点3つ目は、治療はトータルコストで比較することです。
AGA治療では安さをウリにした対策も多いです。しかし、1回の治療が安くても効果がなければ意味がありません。また、効果のある治療であっても、長期継続した場合の費用は膨大になりがちです。
AGA治療は1回あたりの費用だけでなく、長期継続した場合のトータルコストで比較していきましょう。
市販の育毛剤 | AGA治療薬 | 自毛植毛 | |
---|---|---|---|
1回あたりの費用 | 3000円 | 1万円 | 71万5千円 (500株の場合) |
30年継続した場合 | 108万円 (3000円×12ヶ月×30年) |
360万円 (1万円×12ヶ月×30年) |
71万5千円 (500株の場合、1回で完了) |
薄毛を改善する効果 | ほとんどなし | AGAの進行を抑え、発毛を促す | 薄毛になった見た目を改善し、悩みを根本から解決 |
いくら安い薄毛対策であっても、効果がなければ意味がありません。また、長期継続すれば大きな費用になっていきます。トータルコストで考えれば、自毛植毛の費用的なメリットは大きいです。
AGA治療で後悔しないための注意点4つ目は、治療薬には限界もあることです。
AGA治療薬は、内服薬によって薄毛の進行を抑え、外用薬によって発毛を促すことが可能です。一方、薄毛が進行し毛根が死滅した部分には効果がありません。再生可能な毛根が残っていなければ、AGA治療薬が効果を発揮することはありませんので注意が必要です。
こうした治療薬の限界を超えて発毛させることができるのが自毛植毛です。自毛植毛なら、AGA治療が遅れてしまい、毛根が死滅した部分であっても毛量を回復することが可能です。
AGA治療をされている方の中には、自毛植毛をご存じない方もいらっしゃいます。AGA治療薬による改善が難しい場合や長期継続的な治療が難しいと感じる方は、自毛植毛をぜひご検討ください。
自毛植毛とは、
といった特徴があります。
自毛植毛専門の親和クリニックは、年間1,500件以上の自毛植毛の実績があります。新宿・銀座・名古屋・大阪・福岡に5院を構え、薄毛に悩む多くの方を治療してきました。
『自毛植毛って痛いの?』
『自毛植毛はなんだか怖い』
『自毛植毛の料金は高いの?』
『他のAGA治療とどう違うの?』
そんな疑問や不安をお持ちの方は、ぜひ親和クリニックの無料相談をご利用ください。自毛植毛の症例も多数ご紹介できます。
無料相談もプライバシーを配慮して完全予約制・完全個室で行います。安心してご来院ください。どの院も駅チカなので、仕事帰りやおでかけのついでにお立ち寄りいただけます。
遠方の方には、無料メール相談も実施中。薄毛のお悩み、治療のご相談などをお気軽にお寄せください。
AGA治療で後悔しないためのよくある質問をまとめました。AGA治療を始める際の参考にしてください。
AGAは現在の医療では完治することができません。ただし、AGA治療薬によってAGAの進行を抑えたり発毛を促したりすることは可能です。
また、自毛植毛をすれば、薄毛になった部分に髪を生やすことができます。
AGAが完治することはありませんが、薄毛を改善する効果的な治療法は確立されています。
AGA治療には公的な医療保険は適用されません。AGAは命にかかわるような病気やケガではないためです。
確定申告の際の医療費控除も、AGA治療は対象外となります。
ただし、円形脱毛症の場合は、公的な医療保険が適用されます。
女性の方でも薄毛治療は可能です。ただし、AGA治療薬であるフィナステリド・デュタステリドは女性には使えません。ホルモンバランスへの影響が大きく、男性胎児の生殖器の発達にも影響を与える恐れがあるため、女性には禁忌となっているからです。
内服薬のパントガール、外用薬のミノキシジルの処方は可能です。また、自毛植毛も女性には問題なく施術できます。
AGAは20代で約10%、30代で約20%の確率で発症することがわかっています。若い方でもAGAを発症する可能性はありますので、薄毛が気になりだしたら早めにAGA治療を開始することをおすすめします。
早めに治療を開始すれば、効果的なAGA治療が可能です。AGAかどうかの診断だけでも早めに受けていただけると良いと思います。
AGA治療薬には稀に副作用が起きる可能性があります。そのため、必ず医師の処方のもと正しく薬を使用する必要があります。
特に肝機能障害や心疾患、アレルギーなどがある場合、副作用のリスクが高まりますので、自己判断でAGA治療薬を使うことは絶対におやめください。
また、偽造品のリスクもあるため、ネット通販や個人輸入でAGA治療薬を入手するのもおやめください。万が一副作用があった場合、個人で入手した医薬品には国の保障が適用されません。
なお、自毛植毛であれば、副作用のリスクがほとんどありません。自分の毛髪を移植するため拒絶反応が起きないからです。薬を長期で使用することに不安を感じる方は、自毛植毛をご検討ください。
AGA治療で後悔しないために一番大切なことは、早めに治療を開始することです。AGAは進行性の脱毛症であるため、時間が経過すると薄毛の範囲が拡大してしまいます。
薄毛の範囲が広がると、治療に必要な費用や時間も増えてしまいます。また、AGAが進行して毛根が死滅した部分には、治療薬が効果を発揮できません。できるだけ早く治療を始めることが重要です。
自毛植毛であれば、毛根が死滅した部分でも髪を生やすことができます。もっと早く治療を始めれば良かったと後悔されている方、長期継続的な治療が難しいと感じている方は、自毛植毛をご検討ください。
今回は、AGA治療のよくある後悔10選と手遅れを防ぐ後悔しない薄毛対策として自毛植毛を紹介しました。
AGA治療のよくある後悔10選は以下の通りです。
これからAGA治療を始めようと考えている方、AGA治療の効果を実感できていない方は、よくある後悔を参考にしていただき、より効果のある治療を選択していただけたら幸いです。
AGA治療で後悔したくないという方は、自毛植毛専門の親和クリニックへご相談ください。自毛植毛なら、薄毛になった見た目の印象を改善できるので、薄毛のお悩みを根本から解決できます。
親和クリニックでは無料相談を実施中です。ぜひお気軽にご予約下さい。
親和クリニック 総院長
音田 正光
大学を卒業後、一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事。その後、植毛手術を開始。
最初の5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は約1,000例を超え、その後はFUE手術を行う。FUE手術の症例数は約2,000例にものぼる。
平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆。この分野における先駆的報告と評価される。