[ このコラムの著者 ]
親和クリニック 総院長
音田 正光
大学を卒業後、一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事。その後、植毛手術を開始。
最初の5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は約1,000例を超え、その後はFUE手術を行う。FUE手術の症例数は約2,000例にものぼる。
平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆。この分野における先駆的報告と評価される。
つむじはげ？思い込み？
見分け方と対策
目次
つむじはげ？思い込み？つむじはげの5つの見分け方
つむじはげと単なる思い込みを区別するのは難しいものです。
しかし、いくつかの特徴的な兆候を知っておけば、自分の状態をより正確に把握できます。
ここでは、つむじはげを見分けるための5つの重要なポイントをご紹介します。
①つむじ周りのボリュームがない
つむじはげの初期段階では、つむじ周辺の髪のボリュームが徐々に減少します。
健康な髪の毛と比べると、つむじ周りが平らに見えたり、周囲の髪との密度差が目立つようになります。
頭頂部を鏡で確認し、つむじを中心に髪のボリュームが均一かどうかをチェックしましょう。
②つむじ周りの頭皮が透けて見えていないか
つむじはげが進行すると、髪の密度が低下し、頭皮が透けて見えるようになります。
特に明るい場所や直射日光の下で頭頂部を観察すると、つむじ周辺の頭皮が以前より目立つようになっていないか確認できます。
③つむじ周りの頭皮が赤茶けた色をしている
健康な頭皮は通常、肌色や白っぽい色をしています。
しかし、つむじはげが進行すると、頭皮の血行が悪くなり、赤茶けた色に変化することがあります。
これは毛根の健康状態が悪化している兆候かもしれません。頭皮の色の変化に注意を払いましょう。
④つむじ周りの毛の流れがはっきりしない
正常なつむじは、髪の毛が渦を巻くように生えており、明確な流れがあります。
しかし、つむじはげが始まると、この流れが不明瞭になります。
つむじ周辺の髪の毛の向きが不規則になったり、渦巻きのパターンが崩れたりしていないか確認してください。
⑤つむじ周りの毛が細く短い
つむじはげの進行に伴い、つむじ周辺の毛が細くなり、長さも短くなります。
これは毛髪のミニチュア化と呼ばれる現象で、AGAの特徴的な症状です。
周囲の髪と比べて、つむじ付近の毛が細く、成長が遅いように感じられる場合は、注意が必要です。
自分のうなじはげを確かめる方法
つむじはげの見分け方をご紹介しましたが、自分で判断するのは難しいものです。
そこで、より客観的に自身の状態を評価するための方法をいくつかご紹介します。
これらの方法を組み合わせることで、つむじはげの兆候をより正確に把握できます。
自己診断の精度を上げ、早期発見・早期対策につなげるためのヒントとしてお役立てください。
10代の頃の写真と見比べる
生え際後退の1つ目の見分け方は、10代の頃の写真と見比べることです。
10代の頃の写真と現在の髪の様子を比較してみましょう。特に、前髪の部分や生え際の形状に変化がないかをチェックしましょう。もし、10代の頃と比較して、明らかに生え際が後退している場合や剃り込み部分がM字になっている場合は、薄毛が進行している可能性が高いです。
10代の頃に比べて、前髪のヘアスタイルが決まりにくくなっていたり、セットしたヘアスタイルが崩れやすくなっている場合も、生え際の後退が進行しているかもしれません。
抜け毛の状態をチェックする
生え際後退の2つ目の見分け方は、抜け毛の状態をチェックすることです。
朝のヘアスタイリングの際に抜け落ちた毛の状態をチェックしてみましょう。太く長い毛が多いのであれば、生え際の後退は気のせいかもしれません。元気に成長した髪がいずれ抜け落ちていくのは正常なことだからです。
一方、抜け毛の中に細く短い髪が多く含まれる場合は要注意です。太く長い状態に成長する前に抜け落ちている可能性が考えられます。抜け毛の状態をチェックして、短く細い髪が多く含まれる場合は、AGA（男性型脱毛症）を発症しているかもしれません。
抜け毛の本数をチェックする
生え際後退の3つ目の見分け方は、抜け毛の本数をチェックすることです。
1日の中で100本程度の抜け毛は正常な範囲といえます。髪は定期的に生え変わるものであり、抜け毛そのものは異常なことではないからです。
一方、1日で明らかに100本以上の抜け毛がある場合は要注意です。枕元や洗面所の床、お風呂場の排水口などに溜まった抜け毛の本数を大まかに数えてみましょう。ざっと数えただけで100本以上あれば、異常な抜け毛が起きている可能性があります。
おでこの広さや前髪のボリュームをチェックする
鏡を使って、つむじ周辺だけでなく、頭頂部全体の髪のボリュームを定期的にチェックしましょう。
つむじを中心に髪が薄くなっていたり、周囲と比べてボリュームが減っていると感じる場合は、つむじはげの初期症状かもしれません。
20代でも油断は禁物です。つむじはげは徐々に進行するため、早期発見が重要です。
定期的に頭頂部全体の髪の状態をチェックし、わずかな変化にも注意を払いましょう。早期に気づくことで、効果的な対策を講じることができます。
家族や親戚に薄毛の人がいないか確認する
つむじはげには遺伝的要因が大きく関わっていることが知られています。
家族や親戚の髪の状態を確認することで、自身のつむじはげリスクを推測できる可能性があります。
特に父方の祖父や叔父、兄弟などの男性親族に注目しましょう。
これらの親族につむじはげや頭頂部の薄毛が見られる場合、あなたも同様の傾向を持っている可能性が高くなります。
ただし、遺伝だけがつむじはげの原因ではありません。生活習慣や環境要因も大きく影響します。
つむじはげの原因
これまで説明したつむじはげの見分け方や自己チェック方法を実践することで、自身の状態をより正確に把握できるようになります。
しかし、つむじはげの進行を防ぎ、健康な髪を維持するためには、その原因を理解し、適切な対策を講じることが重要です。
つむじはげの原因は個人によって異なり、それに応じて最適な対策も変わってきます。
次に、つむじはげの主な原因とそれぞれに対する効果的な対策方法について詳しく見ていきましょう。
AGA（男性型脱毛症）
AGAは、男性ホルモンの影響を受けて発症する脱毛症の一つです。20代から30代の若い世代でも発症することがあり、特につむじや生え際が薄くなるのが特徴です。
日本皮膚科学会がまとめた「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」によれば、AGAを発症する確率は20代で約10%となっており、若い年齢の方でもAGAによる生え際の後退が起きる可能性があります。
AGAは、男性ホルモンであるテストステロンが、5αリダクターゼという還元酵素の働きによって、DHT（ジヒドロテストステロン）に変換され、DHTがホルモンレセプターと結合することで、脱毛因子が生成されて抜け毛が起こります。
AGAになると、毛髪のヘアサイクルが短縮化され、十分な成長期を経ないまま、髪が抜け落ちていきます。ヘアサイクルが短縮化された毛髪は、長く太い状態にまで成長することができません。そのため、抜け毛の中に細く短いものが多く含まれる場合は、AGAである疑いが強いです。
また、5αリダクターゼのⅡ型という酵素は、前頭部や頭頂部の頭皮に多く存在するため、AGAになるとつむじや生え際のあたりから薄毛が進行するという特徴があります。
AGAは進行性の脱毛症であるため、自然に治癒したり、途中で薄毛が止まったりすることはありません。時間の経過とともに、薄毛の範囲がどんどん拡大していくため注意が必要です。
なお、AGAは体内のホルモンバランスの変化によって引き起こされる脱毛症であるため、市販の育毛剤や頭皮マッサージ、生活習慣の見直しなどで薄毛を改善することはほとんど期待できません。AGAによる薄毛を改善するためには、薄毛治療専門のクリニックでAGA治療を行う必要があります。
また、薄毛の範囲が拡大し、毛根の細胞が死滅している場合は、一般的なAGA治療薬では薄毛が改善できません。毛根の細胞が死滅した部分に発毛させることができるのは、自毛植毛が残された唯一の手段となります。ただし、自毛植毛であっても、効果的な改善を期待するためには、早めに治療を開始することが大切です。
生活習慣の乱れ
生活習慣とは、食事、睡眠、運動の習慣のことです。下記の傾向がある場合、薄毛になりやすくなるため注意が必要です。
- 偏った栄養バランス
- 睡眠不足
- 運動不足
偏った栄養バランス
髪の成長にはタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が必要です。必要な栄養素が不足すると、髪の健康が損なわれ、抜け毛が増える可能性があります。
外食やインスタント食品、総菜弁当、甘いジュースやお菓子などは、脂質や糖質が多く、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足しがちになります。また、皮脂の過剰分泌を招き、頭皮環境が悪化しやすくなります。
睡眠不足
質の良い睡眠は髪の健康に不可欠です。
睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが乱れ、毛髪の成長サイクルに悪影響を与えます。十分な睡眠時間を確保し、規則正しい生活リズムを保つことが重要です。
運動不足
運動不足は、髪の成長に必要な栄養を運ぶ血流を悪化させたり、ホルモンバランスの乱れを引き起こしたりするため、抜け毛が増える原因になります。
疲れやストレスも溜まりやすくなり、心身の健康にも良い影響がありませんので、運動不足には注意が必要です。
ストレス
ストレスは、血流の悪化やホルモンバランス乱れ、皮脂の過剰分泌などを引き起こすため、抜け毛を増やす原因になります。
過剰なストレスを受け続けていたり、ストレスの発散ができずにいると、睡眠不足や精神疾患の原因にもなるため注意が必要です。
間違った洗髪やヘアケア
間違った洗髪やヘアケアは、頭皮を乾燥させたり、痛めたりする原因になります。
頭皮の乾燥や炎症は皮脂の過剰分泌を招き、抜け毛が増える可能性があるため注意が必要です。
喫煙や飲酒
喫煙は血行を悪化させ、ホルモンバランスの乱れの原因になるため、抜け毛を増やす可能性があります。また、飲酒は肝臓や胃腸に負担をかけ、栄養の吸収を阻害したり、体調や睡眠の質を悪化させる可能性もあります。
抜け毛を増やさないためには、できるだけたばこやお酒は控えることが理想的です。完全な禁煙や禁酒が難しい場合でも、たばこの本数を減らしたり、休肝日を設けたりして、身体の負担を減らす工夫をしていきましょう。
つむじはげの原因別に有効な対策
ここからは、それぞれの原因に対する効果的な対策方法について詳しく説明します。
AGAの場合:内服薬・外用薬治療
AGAに効果的な治療の1つ目は、内服薬治療です。
AGA治療に使われる内服薬には以下の2種類があります。
| 効果 | |
|---|---|
| フィナステリド | 5αリダクターゼⅡ型に作用し、DHTの生成を抑える |
| デュタステリド | 5αリダクターゼⅠ型とⅡ型の両方に作用し、DHTの生成をより強力に抑える |
フィナステリドについて
フィナステリドは、5αリダクターゼⅡ型に作用し、テストステロンがDHTに変換されるのを阻害する効果があります。DHTの生成を抑えることで、AGAの進行を抑え、毛髪のライフサイクルを正常化し、抜け毛を防ぐことで薄毛を改善します。
5αリダクターゼⅡ型は、前頭部や頭頂部に多く存在する酵素であるため、AGAになると生え際やつむじあたりから薄毛が進行し始めます。フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型に作用しますので、生え際後退の改善に効果的です。
フィナステリドの効果は、日本皮膚科学会のガイドラインでA（行うよう強く勧める）と評価されており、医学的なエビデンスに基づいた薄毛改善が期待できます。
ただし、フィナステリドにはまれに副作用を起こすリスクがあるため、必ず医師の処方のもと、正しく使用することが大切です。また、フィナステリドにはAGAを完治する効果は無いため、薄毛を改善したいと思う限り、長期継続的な服用が必要となります。
なお、フィナステリドは、女性や未成年に対する安全性が確立されていませんので服用はできません。特に妊娠の可能性がある女性の場合、胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため、絶対にフィナステリドを服用しないでください。
デュタステリドについて
デュタステリドは、5αリダクターゼⅠ型とⅡ型の両方に作用し、DHTの生成をより強力に抑えることができます。そのため、デュタステリドは、AGAの進行が早い場合や薄毛の範囲が拡大している場合に用いられます。
20代の方で薄毛の進行が早い場合は、医師と相談の上、デュタステリドの服用を検討すると良いでしょう。デュタステリドも、日本皮膚科学会のガイドラインでA（行うよう強く勧める）と評価されており、薄毛改善の効果が期待できる内服薬です。
ただし、デュタステリドも副作用のリスクがあるため、必ず医師の処方のもと、正しく使用することが大切です。また、デュタステリドにもAGAを完治する効果はないため、薄毛を改善したいと思う限り、長期継続的な服用が必要となります。
なお、デュタステリドも女性や未成年に対する安全性が確立されていませんので服用はできません。特に妊娠の可能性がある女性の場合、胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため、絶対にデュタステリドを服用しないでください。
外用薬（ミノキシジル）
AGAの治療には、内服薬と併用して外用薬も使用されます。代表的な外用薬として、ミノキシジルがあります。
この薬剤は頭皮に直接塗布することで、局所的に効果を発揮し、発毛を促進します。
| 効果 | |
|---|---|
| ミノキシジル | 頭皮の毛細血管を拡張し、血流を促進することで発毛を促す |
ミノキシジルは、もともと高血圧症の薬として開発されましたが、副作用として多毛が見られたため発毛剤に転用されるようになりました。ミノキシジルには血管を拡張し、血流を促進する働きがあります。ミノキシジルを頭皮に塗布することで、頭皮の毛細血管が拡張し、血流が促進されることで、髪の成長に必要な栄養やホルモンが供給されやすくなり、毛母細胞が活性化して発毛が促されます。
ミノキシジルの効果は、日本皮膚科学会のガイドラインでA（行うよう強く勧める）と評価されており、日本の厚生労働省も承認をしている安全性の高い治療薬です。
ただし、ミノキシジルもまれに副作用を起こすリスクがあるため、医師や薬剤師の指導のもと、正しく使用することが大切です。また、ミノキシジルにはAGAの進行を抑える効果は無いため、内服薬と併用することで効果的な薄毛改善が期待できます。
なお、ミノキシジルの内服については、日本皮膚科学会のガイドラインでD（行うべきではない）と評価されています。ミノキシジル内服の有用性に関して臨床試験は実施されておらず、利益と危険性が十分に検証されていません。そのため、自己判断でミノキシジルを内服することは絶対におやめください。
生活習慣の乱れ:生活習慣の改善
生活習慣の乱れはつむじはげの大きな要因の一つです。
適切な生活習慣を身につけることで、髪の健康を改善し、つむじはげの進行を抑えることができます。
ここでは、特に重要な3つの生活習慣改善ポイントを紹介します。
これらを日常生活に取り入れることで、髪の健康だけでなく、全身の健康状態も向上させることができるでしょう。
自毛植毛の効果は、日本皮膚科学会のガイドラインでB（行うよう勧める）と評価されており、薄毛を改善する効果が認められています。
バランスの良い食事をとる
髪の成長を促進するためには、栄養バランスの整った食事が大切です。タンパク質やビタミン、ミネラルを多く含む食品を積極的に摂取していきましょう。
| タンパク質 | 肉、魚、大豆、チーズ、牛乳など |
|---|---|
| ビタミン | 野菜、果物、レバー、うなぎなど |
| ミネラル | 海藻、きのこ、ナッツ、玄米など |
睡眠時間を7時間以上確保する
質の高い睡眠は髪の健康に不可欠です。1日7時間以上の睡眠時間を確保し、以下の点に注意しましょう。
1.規則正しい就寝・起床時間を維持する
2.寝る前はリラックスタイムを設ける（入浴、ストレッチ、読書など）
これらの習慣を取り入れることで、睡眠の質を高め、髪の健康だけでなく全身の健康維持にも役立ちます。
忙しい日々でも、睡眠時間を優先することが重要です。
運動を1日30分以上の確保
1日30分程度の有酸素運動を習慣にしましょう。
ウォーキングやジョギング、ストレッチ、体操など、負担が少ない運動が理想的です。
忙しくて時間が取れない場合は、1駅分歩いたり、階段を利用したりするだけでも効果があります。
また、事務作業が多い方は、時々立って作業することもおすすめです。
身体や筋肉を積極的に使うことで、運動不足を解消し、健康な髪を維持するための基盤を作りましょう。
ストレスの場合:ストレスの発散
ストレスはつむじはげの進行を加速させる要因の一つです。効果的なストレス発散方法を見つけ、実践することが重要です。
1.趣味や運動に時間を割く
2.家族や友人との交流を楽しむ
3.音楽鑑賞、カラオケ、ストレッチ、散歩などのリラックス活動を取り入れる
また、ストレスの原因を特定し、可能な限り軽減することも大切です。
仕事や人間関係など、ストレスの要因を完全に排除することは難しいかもしれませんが、適度な距離を置くなどの工夫をしましょう。
定期的なストレス発散と、ストレス要因の軽減を心がけることで、心身の健康を保ち、つむじはげの進行を抑制することができます。
間違ったヘアケアの場合：正しい方法でシャンプーをする
つむじはげがバレにくい画期的な治療法
AGA治療は一時的な効果や現状維持にとどまり、失った髪を取り戻すことは難しいですが、自毛植毛は画期的な解決策として注目されています。
この治療法では、自身の健康な毛髪を薄毛部分に移植するため、自然な見た目を実現し、周囲にバレにくいのが特長です。失った髪を永続的に取り戻し、自信を持てる生活をサポートします。
自毛植毛
生え際の後退に効果的な治療の3つ目は、自毛植毛です。自毛植毛とは、自分の元気な毛髪を薄くなった部分に移植する外科手術です。
自毛植毛の効果は、日本皮膚科学会のガイドラインでB（行うよう勧める）と評価されており、つむじはげを改善する効果が認められています。
自毛植毛の主なメリット
自毛植毛は、AGAになりにくい後頭部や側頭部の毛髪を採取し、生え際などに1つ1つ移植をしていきます。移植した毛髪の多くはその場で生着し、その後は生え変わり続けることができます。自分の毛髪を移植するため、拒絶反応などの副作用のリスクはほとんどなく、風合いが自然でバレにくいというのも大きなメリットです。
できるだけ周囲にバレず、違和感のない薄毛対策が必要でしょう。また、薬のように長期継続的な努力が必要な対策は、日々の手間暇が負担になるだけでなく、治療に挫折するリスクもあります。
一方、自毛植毛なら1回の治療で完了でき、その後は通院やメンテナンスが必要がありません。自分の髪の毛が頭皮から生えている状態なので、近くで見られても気づかれることはほとんどありません。また、パーマやヘアカラーも楽しめるようになり、入浴やスポーツで髪の毛が濡れても不安がよぎることもありません。
最新式の自毛植毛について
親和クリニックの最新式の自毛植毛なら、メスを使わずに手術を行い、頭皮を切り取ることもないため、痛みやダウンタイムがほとんどなく、翌日にはクリニックで洗髪ができるほど回復が早いです。超極細のパンチブレードを使った親和クリニックの自毛植毛は、移植した毛髪の生着率も90～95%と高い成績を誇ります。
非常に高度で精密な外科手術となるため、自毛植毛は費用が高額になりがちです。しかし、20代の方の場合、薄毛の範囲が限定的な部分であることが多いため、移植に必要な本数が抑えられるので、費用が比較的安く済む場合も多いです。
つむじはげのよくある質問
つむじはげに関するよくある質問をまとめました。
20代でもつむじはげになりますか？
はい、20代でもつむじはげになることがあります。主な原因はAGAや生活習慣の乱れです。
早期発見が重要で、バランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレス管理が効果的です。気になる場合は専門医に相談し、適切な対策を講じることをおすすめします。
女性でもつむじはげになりますか？
はい、女性でもつむじはげになることがあります。
主な原因はホルモンバランスの乱れや過度のダイエット、頭皮の血行不良などです。
特に、出産後や更年期に女性ホルモンが減少することで薄毛が進行することがあります。
適切な対策を講じることで改善が期待できるため、早期の対策が重要です。
つむじはげの兆候は？
つむじはげの兆候には、頭頂部の髪のボリューム減少、つむじ周辺の頭皮が透ける、髪の流れが乱れる、抜け毛が細くなるなどがあります。
これらの変化に気づいたら、早期対策を考えることが重要です。生活習慣の見直しや専門医への相談をおすすめします。
つむじの正常な状態は？
正常なつむじの状態では、毛が均等に生え、左右に渦を巻いているのが特徴です。
毛の流れははっきりしており、地肌は白色または肌色です。髪にコシがあり、ボリューム感が保たれています。一方、つむじはげの場合は毛が細く、本数が少なくなり、地肌が透けて見えることが多くなります。
まとめ
つむじはげにお困りなら親和クリニックへご相談を
つむじはげは、年齢に関わらず多くの人が悩む問題です。主な原因はAGA（男性型脱毛症）ですが、生活習慣の乱れやストレスなども影響します。早期発見・早期治療が重要なため、気になる症状がある方は専門医への相談をおすすめします。
親和クリニックでは、あらゆる年代のつむじはげでお悩みの方に無料カウンセリングを実施しています。個々の状況に合わせた適切な治療法をご提案し、自信を取り戻すサポートをいたします。薄毛の悩みを解決し、充実した日々を過ごしましょう。
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