植毛・自毛植毛の親和クリニックは、研鑽の自毛技術と豊富な実績で信頼される優しい医療を目指す東京の薄毛治療専門クリニックです
HOME モニター募集
(植毛体験者)
電話する 無料相談
予約する
コラム コラム

【AGAとは?】
男性型脱毛症の原因や仕組み、
薄毛を改善する対策や治療法を解説

薄毛が気になる男性

『AGAってどんな脱毛症?』
『AGAになったら、どうすればいいの?』

AGAは、Andro Genetic Alopeciaの略で、日本語では「男性型脱毛症」と訳されます。AGAは進行性の脱毛症であるため、一度発症すると自然治癒したり途中で薄毛が止まったりすることはありません。体内のホルモンバランスの変化によるもののため、市販の育毛剤や頭皮マッサージで改善することもありません。

ただし、AGAはクリニック治療で改善することができます。AGAになったからといって諦める必要はありませんのでご安心ください。

今回は、薄毛治療専門の親和クリニックがAGAについて解説します。

この記事を読んで、AGA治療を早めに開始し、薄毛のお悩みを解消していきましょう!

AGAとは?
男性型脱毛症について

AGAは、成人男性によく見られる脱毛症で、日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』によると、50代以降では40%以上の方が発症することがわかっています。

男性型脱毛症とは,毛周期を繰り返す過程で成長期が短くなり,休止期にとどまる毛包が多くなることを病態の基盤とし,臨床的には前頭部や頭頂部の頭髪が,軟毛化して細く短くなり,最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象である

AGAは中高年の男性に多い脱毛症ですが、20代で約10%、30代で20%と若い男性でも発症する確率があるため、若い方でも注意が必要です。

AGAの仕組み

AGAは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼの働きにより、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換され、DHTがホルモンレセプターと結合すると、TGF-β1という脱毛因子が抜け毛を引き起こすという仕組みで進行します。

5αリダクターゼⅡ型は前頭部や頭頂部に多く存在する酵素です。そのため、AGAは生え際や頭頂部から薄毛が進行するという特徴があります。以下はAGAの薄毛の進行パターンを図式化したもので、「ハミルトン・ノーウッド分類」といいます。

毛髪には毛周期と呼ばれるヘアサイクルがあり、休止期→成長期→退行期というサイクルを2~6年の時間をかけて回っています。通常のヘアサイクルは十分な成長を経てから退行期に移るため、抜け毛は太くて長いという特徴があります。

一方、AGAによってヘアサイクルが乱されると、成長期の期間が数か月程度に短縮化されます。十分な成長期を経ていない毛髪なので、細く短いコシの弱い抜け毛が多くなるというのがAGAの特徴です。

通常のヘアサイクルと比べると、AGAのヘアサイクルは非常に短いことがわかります。ヘアサイクルが短いため、抜け毛が徐々に増えていきます。

毛髪はヘアサイクルを何度も繰り返しているのですが、無限に再生できるわけではありません。そのため、通常よりも早くヘアサイクルが回ってしまうと、毛根が徐々に死滅していきます。毛根が死滅した個所からは毛髪が生えることはありませんので、徐々に薄毛が拡大していきます。

加齢やストレス、喫煙などでホルモンバランスが乱れると、AGAの進行がさらに早まる傾向も見られます。また、5αリダクターゼの活性度やDHTに対するホルモンレセプターの感受性はX染色体の影響を強く受けるため、X染色体を受け継ぐ母方の家系に薄毛の人がいる場合、AGAを発症する確率が高まると考えられます。

AGAはホルモンバランスの乱れや遺伝の影響を強く受けるため、市販の育毛剤や頭皮マッサージで薄毛が改善することはありません。ただし、クリニック治療であれば薄毛の改善が期待できます。次にAGAの治療法について解説していきます。

AGAの治療法

薄毛でお悩みの方は、高価な育毛剤やサプリメントにお金を費やすしてしまう前に、薄毛治療専門のクリニックでAGA診断を受けることをおすすめします。なぜなら、AGAはクリニック治療によって改善が期待できるからです。ただし、AGAは進行性の脱毛症であるため、効果的な対策を行うためには早めに治療を開始することが大切です。

クリニック治療には、主に以下の3つの治療があります。いずれも医学的エビデンスのあるAGA治療となっています。

  • 内服薬治療
  • 外用薬治療
  • 自毛植毛

それぞれを解説します。

内服薬治療

AGAの1つ目の治療法は、内服薬治療です。AGAの内服薬には、フィナステリドとデュタステリドがあります。いずれも日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』でA(行うよう強く勧める)という評価になっています。

効果
フィナステリド 5αリダクターゼⅡ型の働きを阻害することでテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを抑え、AGAの進行を抑制する
デュタステリド 5αリダクターゼⅠ型とⅡ型の両方の働きを阻害することでテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを抑え、AGAの進行をより強力に抑制する

AGA内服薬のメリットや効果

AGAの内服薬は、テストステロンがDHTに変換される原因である5αリダクターゼの働きを阻害し、毛髪のヘアサイクルを正常化させて、AGAの進行を食い止める作用があります。

フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型の働きを阻害し、デュタステリドは5αリダクターゼⅠ型とⅡ型の両方の働きを阻害するという違いがあります。デュタステリドは、AGAの進行が早い場合や薄毛の範囲が拡大している場合に使用されます。

AGA内服薬のデメリット

AGA内服薬はAGAの進行を抑える効果がありますが、AGAそのものを完治する効果はありません。そのため、薄毛の進行を抑えたいと思う限り、薬の服用を続ける必要があります。

また、AGAの進行により、すでに毛根が死滅している場合は効果を発揮できません。毛根の組織が残存している状態でなければ、薬によって薄毛を改善することは不可能です。AGAは時間の経過とともに進行しますので、できるだけ早く治療を始めることが大切です。

AGA内服薬の注意点

AGA内服薬の注意点としては、まれに副作用を起こすリスクがあるため、必ず医師の処方のもと正しく服用することです。ネット通販や個人輸入で入手した場合、偽物や効果が得られないものである可能性があります。また、万が一副作用が起きても、医師の処方を受けていないと国の補償が得られません。

なお、フィナステリド・デュタステリドともに女性には禁忌となっています。胎児に影響を与える恐れがあるためです。また、国内では20歳未満に対する安全性は確認されていないため、20歳以上での使用に限られます。

外用薬治療

AGAの2つ目の治療法は、外用薬治療です。AGAの外用薬には、ミノキシジルがあります。日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』でA(行うよう強く勧める)という評価になっています。

効果
ミノキシジル 頭皮の毛細血管を拡張し、発毛を促す

AGA外用薬のメリットや効果

ミノキシジルは発毛効果が認められている外用薬です。ミノキシジルは、もともと高血圧症の薬として開発されましたが、副作用として多毛が見られたため、発毛剤として転用されるようになりました。

ミノキシジルを頭皮に塗布すると、毛細血管が拡張して血流が促進されます。これにより毛根の細胞に栄養が届きやすくなり、発毛が促されます。

AGA外用薬のデメリット

ミノキシジルは頭皮の血行を促進することで毛根の細胞を活性化させることができますが、すでに毛根が死滅した部分から発毛させることはできません。そのため、早めに治療を開始することが大切です。

また、ミノキシジルもAGAを完治させる効果はないため、薄毛を改善したいと思う限り、使用を続ける必要があります。

AGA外用薬の注意点

ミノキシジルはまれに副作用を起こすリスクがあります。そのため、医師の処方のもと正しく使用することが大切です。また、男性は成分濃度が5%まで、女性は成分濃度が1%までという上限がありますので、女性が男性用のミノキシジルを使用することが無いようにご注意ください。

なお、ミノキシジルの内服は、日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』でD(行うべきではない)という評価となっています。ミノキシジル内服薬をネット通販や個人輸入で入手して使用することは絶対におやめください。

自毛植毛

AGAの3つ目の治療法は、自毛植毛です。自毛植毛とは、自分の毛髪を薄毛になった部分に移植する外科手術です。日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』でB(行うよう勧める)という評価になっています。

効果
自毛植毛 AGAになりにくい後頭部や側頭部の毛髪を、毛根の組織ごと移植して薄毛を改善する

自毛植毛のメリットや効果

自毛植毛は、薄毛になりにくい元気な毛髪を移植することで薄毛を改善するという画期的な治療法です。後頭部や側頭部の毛髪は、AGAになりにくいという性質を持っています。AGAになりにくいという性質は移植後も受け継がれるため、移植した毛髪が生着すれば半永久的に生え変わり続けることができます。

移植する毛髪は自分のものなので、拒絶反応が起きる心配がなく、風合いも自然でバレにくいというメリットがあります。また、AGA治療薬と異なり薄毛の改善効果が長く持続するため、1回の治療で完了できるというメリットもあります。さらに、定期的な通院や日々の手間暇も必要ないため、毎日がとても楽に過ごせます。

自分の毛髪が伸びていきますので、洗髪や散髪もいままで通りに行え、パーマやヘアカラーも楽しめる様になります。かつらやウィッグのように周囲に違和感を与える心配もなく、汗や雨で頭が濡れてしまっても焦ることもありません。

自毛植毛なら、毛根が死滅した部分やもともと毛髪が生えていない部分であっても発毛させることができます。そのため、AGAが進行して薄毛の範囲が拡がってしまい、薬による薄毛改善が期待できない場合でも、自毛植毛なら薄毛の改善が期待できます。

一般的なAGA治療で改善が難しい場合でも、自毛植毛なら薄くなった部分に毛量を回復させることができるため、自毛植毛は薄毛治療の最後の切り札ともいえる画期的な治療となっています。

自毛植毛のデメリット

かつての自毛植毛は、頭皮をメスで切って毛髪を採取していました。そのため、傷や痛みが残りやすく、ダウンタイムも長いという致命的なデメリットがありました。しかし、最新式の自毛植毛では、メスを使わずにパンチブレードで採取するため、傷や痛みが残りにくく、翌日にはクリニックで洗髪ができるほどダウンタイムが少なくなりました。

また、自毛植毛は費用が高額であるというデメリットがあります。自毛植毛は繊細かつ精密な外科手術になるため、最新式の機材や熟練した医師の技量が必要になるからです。しかし、薬を長期で使用した場合と比較すると、トータルコストでは自毛植毛の方が安く済む場合もあります。また、医療ローンやモニター料金を利用することで、支払いの負担を軽減することも可能です。

自毛植毛の注意点

AGA治療の切り札ともいえる自毛植毛ですが、移植した毛髪が生着し、髪が生え揃うまでには半年~1年ほどの時間が必要です。即効性がある対策ではないため、焦らずにじっくりと毛髪が生え揃うのを待たなければなりません。

また、薄毛の範囲が拡がっている場合は、移植に必要な費用が高額になったり、効果的な薄毛改善が難しくなったりする場合があります。自毛植毛であっても、できるだけ早めに治療を開始することが大切です。

親和クリニックでは、年間1200件以上の自毛植毛を行っており、過去の症例はホームページで紹介しきれないほど豊富です。そのため、医師やスタッフの技量が高く、安全性や信頼性の高い自毛植毛を提供できます。

親和クリニックでは、薄毛でお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。薄毛になった見た目を改善したい方は、どうぞお気軽にご利用ください。

無料相談はこちら 【セルフ診断】
あなたの自毛植毛、何本必要?

AGA対策のよくある質問

AGA対策に関するよくある質問をまとめました。

薄毛とAGAの違いは何ですか?

薄毛の原因には、加齢による毛髪の衰えやストレス、牽引性脱毛症などがあります。一般的な薄毛であれば、市販の育毛剤や生活習慣の見直しによって、薄毛を改善できる場合があります。

一方、AGAは体内のホルモンバランスの乱れによって引き起こされる脱毛症であるため、クリニックによるAGA治療でなければ改善は見込めません。早めに治療を開始すれば、AGAは効果的な改善が期待できますので、親和クリニックまでご相談ください。

なお、円形脱毛症の場合は、皮膚科の受診をおすすめします。

AGAの症状と特徴は?

AGAは生え際やつむじのあたりから薄毛が進行し始めるという特徴があります。また、進行性の脱毛症であるため、自然に治癒したり薄毛の進行が止まったりすることはありません。

薄毛の範囲が拡大すると治療に必要なお金や時間が余計にかかりますので、AGAを治療したいとお考えの場合は、早めの治療開始をおすすめします。

AGA治療は月いくらかかりますか?

薬によるAGA治療の場合は、月1万5千円程度が相場となります。親和クリニックの自毛植毛は、モニター料金と医療ローンを併用すれば、1000グラフトの移植で月々8200円~となります。

AGAはなぜ保険適用ができないのですか?

薄毛は命にかかわる病気やケガではないからです。公的な医療保険が適用されないため、AGAの治療費は全額自己負担となります。

なお、親和クリニックでは、医療ローンやモニター料金の利用をすることで、お支払いの負担を軽減することができます。詳しくは無料カウンセリングにてご相談ください。

AGAは自然に治る病気ですか?

AGAは自然に治癒することはありません。時間の経過とともに薄毛の範囲は拡大していきますので、早めにクリニック治療に切り替えることをおすすめします。

AGA治療を止めたらどうなりますか?

薬によるAGA治療は、薬の使用をやめるとAGAが再び進行し始めます。そのため、薄毛を改善したいと思う限り、薬の使用を続ける必要があります。

自毛植毛の場合は、AGAになりにくい後頭部や側頭部の毛髪を移植するため、1回の治療で完了でき、その後は生着した毛髪が半永久的に生え変わり続けます。長期継続的な治療が苦手だと感じる方は、自毛植毛がおすすめです。

自分がAGAかどうかの
チェック方法は?

正確に診断するセルフチェックの方法はありませんが、以下の特徴がある場合はAGAである可能性が高いです。

  • 抜け毛の中に細く短い髪が含まれている
  • 10代の頃に比べると生え際やつむじのボリュームが減っている
  • 1日に抜け毛が100本以上ある
  • ハリやコシがなく、髪型が決まりにくい
  • 母方の家系に薄毛の人がいる

AGAは薄毛治療専門のクリニックで診断できます。また、親和クリニックの無料カウンセリングでは、最適な治療プランを無料でご提案しております。薄毛のお悩みは一人で抱え込まず、親和クリニックまでご相談ください。

まとめ
AGAとは?
親和クリニックの自毛植毛で
人生を前向きに!

今回は、AGAについて原因や治療法を解説しました。

AGAは進行性の脱毛症であるため、早期治療が何よりも大切です。AGAはクリニック治療によって改善が期待できますので、どうぞお早めに親和クリニックまでご相談ください。 

親和クリニックは、新宿、銀座、名古屋、大阪、福岡に5院を構え、どの院も駅チカなのでお仕事帰りやおでかけのついでに立ち寄ることができます。無料カウンセリングもプライバシーに配慮した完全予約制・完全個室なので、薄毛のお悩みを安心してお話いただけます。

遠方の方には無料メール相談も実施中。AGAのお悩みはおひとりで抱え込まず、親和クリニックとともに前向きに解決していきましょう。どうぞお気軽にご相談ください。

無料相談はこちら 【セルフ診断】
あなたの自毛植毛、何本必要?
[ このコラムの著者 ]

親和クリニック 総院長 
音田 正光

親和クリニック 総院長 音田 正光

大学を卒業後、一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事。その後、植毛手術を開始。
最初の5年間はFUSS手術をメインに執刀。症例数は約1,000例を超え、その後はFUE手術を行う。FUE手術の症例数は約2,000例にものぼる。
平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆。この分野における先駆的報告と評価される。

親和クリニック 総院長 音田 正光

おすすめコンテンツ

お知らせ

お問い合わせ・ご予約はこちら

受付時間 9:30~19:00[年中無休]